映画「ジュピター」の感想【「マトリックス」シリーズ監督作品】

 

こんにちは、もちです。

今日は、アマゾンプライムで「ジュピター」という作品を鑑賞したので、その感想をシェアします。

 

結論から言うと、「すごいおもしろい!」というわけではなかったです。(あくまで主観です。)

 

しかし、この作品には2つのみどころがあって、それだけでも鑑賞の価値はあったと感じました。そのみどころについて、以下で紹介します。

 

 

 

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映画「ジュピター」

  • 予告編


映画『ジュピター』予告編

 

  • 作品概要

アンディ&ラナ・ウォシャウスキー姉弟によるオリジナルのSFアクション大作。宇宙最大の王朝に支配されている地球。家政婦として働くジュピターは、何者かに襲われたことをきっかけに、自身が王朝の王族であることを知る。王朝ではバレム、タイタス、カリークというアブラサクス家の3兄妹が政権争いを繰り広げており、それぞれが自身の目的のためジュピターを狙っていた。ジュピターは、遺伝子操作で戦うために生み出された戦士ケイン・ワイズに助けられながら、アブラサクスの野望から地中を守るために戦いに身を投じていく。(中略)ウォシャウスキー姉弟にとって原作のないオリジナル作品は「マトリックス」シリーズ以来で、初の3D作品。

映画.comより引用( https://eiga.com/movie/78098/

 

話はド定番なSF。

 

ある惑星の王位継承権を持っているヒロインが、地球を巡る争いに巻き込まれてしまいます。そして、彼女を助けるために派遣された兵士と恋に落ちるという物語。

 

私が面白いなと思ったのは、次の2点です。

  1. 独特な美しさのある世界観
  2. 人間を収穫するというストーリー

 

独特な美しさのある世界観

作品中で、美しいなと思うシーンがいくつかありました。

 

予告編の中から引用します。

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特に、下2枚の結婚式のシーンは圧巻。

 

予告編には入っていなかったため引用していませんが、地球以外の惑星にある王宮の様子も幻想的でした。

 

また、作品に登場する異星人のなかには、中性的な美しさを持ったキャラクターなどもいました。全体を通して、この作品の美的感覚がとても好み。

 

しかし、戦闘シーンが作品のメインなので、美しい世界観を目当てに見た私にとっては物足りない感じ。

 

アマプラの予告編で見た美しいドレス姿にひかれて見始めたので。

 

人間を収穫するというストーリー

地球やほかの惑星を支配している王族がいて、時期が来ると人間を収穫して、そこから「永遠の若さと美」をもたらすエキスを抽出しているというストーリー。

 

こういう設定を初めて見たので、新鮮で面白かったです。

 

ヒロインは、人間が家畜化されているという事実を知ったときに、エキスが入った瓶を落とすほど動揺していました。

 

私はその姿を見て、同じことを人間はしているのではないかと感じました。私たち人間は普段から、自分たちが生きるために動物を犠牲にしていますが、それが本当に正しいことなのかどうか考えさせられます。

 

今、私は動物を食べることの是非や、ベジタリアンやヴィーガンに興味を持っているので、なおさらこのシーンが印象に残ったのかもしれないです。

 

 

作品全体を通して

「ジュピター」は、どこかチープな感じが漂っている作品でした。

 

大規模な予算がかけられた大作映画であるし、戦闘シーンも派手なんだけれど、登場する異星人たちのビジュアルが物足りない感じ。「もう少しなんとかできたんじゃないかなあ」と思ってしまいました。

 

しかし、壮大な世界観と、登場人物たちの少しチープな感じが合わさって、妙な面白さはあります。私としては、一度見たらいいかな、という作品でした。

 

 

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