体のサインを無視していたら、うつになった話

 

こんにちは、もちです。

今日は私の体験について書こうと思います。

 

 

 

 

はじめに

私は社会人二年目なのですが、数カ月前にうつ病と診断されて休職しています。


休職前を振り返ると、自分の体が「もう無理だ」というサインをたくさん出していました。

 

しかし、それを無視して頑張り続けた結果、調子を崩して会社を休職することに。通院していた病院の先生の診断によると、うつ病ということでした。

 

 

そのときのことを振り返って思うのは、

体のサインを無視せず、早目に対処していればよかった

ということ。

 

 

仕事に行けなくなるくらい状態が悪化すると、治るのに長い時間がかかることを、実際に休職していて感じるからです。

 

裏を返せば、早目に対処しておけば、もっと早く回復したのではと思うことも。

 

 

この経験を踏まえて、うつ病になる前に体が出していたサインについてや、そのときどう対処していればよかったのか、私の考えを書こうと思います。

 

これを読んでいるあなたが今つらい状況でも、そうでなくても、何か参考になることがあればうれしいです。

 

 

体の不調

うつ病になった背景には、仕事内容や上司との関係性、また自分の性格などが関係していたと思います。

 

自分に過度な負担がかかっていると分かりつつも、求められていることに応えようと無理をしていました。(詳しい内容は、本筋からずれてしまうので割愛します)

 

そんなことを続けていると、だんだんと以下のような症状が出るように。

 

  • 何もないのに涙が出てくる
  • 慢性的な下痢
  • ひどい肩こり
  • 上司が座っているほうの耳に違和感を感じる
  • つばが飲み込みずらくなる
  • 昼過ぎから体が重くなる

 

体の不調だけでなく、精神的にもつらい状態が続いていました。

 

しかし、病院に行く判断もできず、そのまま放置...(病院に行かなかった理由は後述)

 

 

放置した結果どうなったか

そんな状況が半年以上続きました。体調は悪化するばかりで、仕事や日常生活に支障が出るまでに。

 

さすがにこの状況はまずいと思い、休職する1カ月前から病院に通い始めました。

 

 

しかし、投薬治療を始めるも効果が感じられなかったり、反対に薬が効きすぎて仕事ができなくなったり。解決の糸口は見つからないままでした。

 

 

その間にもどんどん精神的に参ってしまい、最終的には先生や会社と相談して休職することになりました。

 

 

体のサインに気づいたらどうすればいいか

ここまでは、体がサインを出しているのに、それを無視していたらうつ病になってしまったという実体験を書いてきました。

 

では、具体的にどうしていたらよかったのか。その当時の自分に言いたいのは、以下の4つです。

 

 

病院に行こう

一番言いたいのはこれです。とにかく病院に行ったほうがいいです。

 

自分や身近な人の助けを借りて解決するのがベストかもしれませんが、それができていないから体からSOSが出ているわけで。

 

病院の先生の力を借りることも選択肢の1つだと思います。

 

 

その際、症状を自覚してから、なるべく早めに病院に行ったほうがいいと感じました。理由は、以下の2つです。

 

  • 心療内科の初診は、すぐに行けるわけではない。(予約を取れるのが早くて2週間~1か月後など)
  • 投薬治療をする場合、効果を感じるのに2週間程度かかることがある。(個人差あり)

 

つまり、病院に行こうと思ってから、実際に治療でよくなるまで、かなりタイムラグがあるということです。

 

風邪をひいたときのように、その日のうちに病院に行って、すぐに薬で治す。みたいなことが難しい。

 

 

簡単に状況は変わらない

今はつらいけど、もう少し我慢すれば、良くなるかもしれない...

 当時の私はそう考えて、病院に行くのを先延ばしにしていました。

 

 

精神的な不調は、上司との関係性や仕事の進捗具合によって、悪化したりましになったりを繰り返していたからです。(体の不調はずっと続いてました)

 

 

しかし、状況はそんなに簡単には変わらなかった!!!

 

 

体調はどんどん悪くなるし、精神状態は短期間では上がったり下がったりがありましたが、長期的に見たらずっとどん底でした。

 

 

行動する(病院に行くなど)ような精神的余裕がなかったことも、つらい状況を我慢してしまった理由の1つ。

 

でも、良くなるかわからない状況で我慢するより、早めに手を打つほうがずっとずっと自分にとって良い選択

 

 

 「頼むから病院に行ってくれ、めんどくさがらないでくれ。」

あの時の私に言いたい言葉。

 

 

思い切って休もう

病院に行ったり周囲に相談したりしても、状況が改善しない場合、休むという選択肢も考えてみてください。

 

無責任なようですが、会社よりも自分のほうが大事です。

 

 

早めに見切りをつけよう

最後に自分に言いたいのは、「早める見切りをつける勇気も必要」だということ。

 

今の環境に強いストレスを感じたときに、早めに次の場所に移るなどです。

 

「せっかくここまでやったんだから」、「でも良いところもあるし」など、今までの時間や努力の量を考えると、決断するのはとても難しいこと。

 

 

私の場合は、今の仕事を始めてから割と早い段階で、上司も仕事も合わないと感じていました。

 

でも、ずるずる来てしまって...その結果うつ病になって自分がもっと苦しむことに。

 

そうならないためにも、早めに見切りをつける勇気を!

 

 

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

うつ病を回避できなかった私が言うのも説得力がありませんが...

 精神的・肉体的に辛いときは、早めに対処して欲しいです。

 

 

紹介したのはあくまで個人の意見ですが、何か参考になればうれしいです。

 

それでは~~