2011年の日本アイドルシーンはすごかった。
振り返ってみると、2011年のアイドルシーンはすごかった...
この年は、前年からアイドル戦国時代が始まり、その勢いのままアイドルシーンが大盛り上がりしていたころ。さらに飛躍するグループもあれば、大きな転換期を迎えるグループもあったり。それに伴って、名曲がたくさん生まれた年でした。
最近、思い付きでこのころのことを振り返ってみたのですが、勢いがあるのはもちろんのこと、私にとって(「アイドルシーンにとって」と言いたいけど主語が大きすぎる気がした)重要な出来事が2011年に起こっていて...! それらを主観でまとめてみました。
なお、私はハロオタなのでそっちに偏っている感もありますが...感想も交えつつゆるくいきます。
- モーニング娘:鞘師が加入して新時代に突入
- スマイレージ:メンバー卒業・加入で別のグループになる
- ももいろクローバー:Z伝説始まる
- 私立恵比寿中学:ただただ曲のインパクトがすごい
- ~番外編~日本でのK-POP
- AKB48:確固たる地位を確立
- SKE48:W松井時代
- NMB48:デビューシングル発売
- フェアリーズ:猛プッシュでデビュー
- SUPER☆GiRLS :avex発のアイドルとして活躍
- おわりに
スポンサーリンク
モーニング娘:鞘師が加入して新時代に突入
9期メンバー(譜久村聖・生田衣梨奈・鞘師里保・鈴木香音)が加入した年。これによって、グループが一気に若返りました。9期加入後初シングルの『まじですかスカ!』はフレッシュ感すごい。
この時に、のちのセンター・鞘師里保が加入したことは、グループの大きな転換期になった気がします。彼女がいたからこそ、名曲の数々が生まれたと言っても大げさではない感じ。
2012年頃から始まったEDM路線とフォーメーションダンスも、鞘師がセンターだったからこそだなと思います。彼女の少し低めで鋭い歌声(特に高音を出すときにキンキンする感じ)は、無機質な電子音と相性抜群でした。
おすすめは、『One・Two・Tree』や『ブレインストーミング』など。正直、全部おすすめしたいくらい名曲ばかりですが.。私にとって(というかハロオタみんなだと思うけど)、鞘師は本当に特別なアイドル...
スマイレージ:メンバー卒業・加入で別のグループになる
同じくハロプロのスマイレージ。4人組として長らく活動していましたが、いきなり新メンバー追加が発表されました。そして、『有頂天LOVE』を最後に歌姫さきちぃが卒業し、だんだんと雲行きがあやしくなって行く...
その後、新メンバーが正式に加入して『タチアガール』が発売されます。そして、次のシングル『プリーズミニスカポストウーマン』では、一番人気のゆうかりんが卒業してしまうという異常事態が発生。その後は、6人組として活動していくことに。ここまでがすべて2011年に起こっているという事実におどろき。
個人的には、6人時代とそれ以前のスマイレージは全く別物だと考えています。エリートアイドルだった彼女たちが、6人になった途端にはしごを外された感じがつらくて...(セールス的には4人時代もあまり振るわなかったようですが)。
しかし、その逆境にめげずに突き進んでいく過程がすごかった。リーダーのあやちょは特に大変だっただろうなあ。この時期の曲にはいいものが多いので聴いてみてほしいです。『ヤッタルチャン』『ええか!?』とか。
ちょっと湿っぽい曲だと、『新しい私になれ!』『地球は今日も愛を育む』も名曲。
スポンサーリンク
ももいろクローバー:Z伝説始まる
この年に、リーダーの早見あかりちゃんが卒業し、グループ名を「ももいろクローバーZ」に改名。だんだん人気が出てきた時期の出来事でした。
改名後に『Z伝説 〜終わりなき革命〜』というシングルを発売するのですが、これが名曲。Zになった新しいももクロの姿が感じられます。戦隊ヒーローっぽい感じで自己紹介していくもので、とにかくおもしろくてかわいい。
また、クリスマスソング『サンタさん』が発売されたのもこの時期。ここら辺の曲はポップで聴きやすいのでおすすめです。
私立恵比寿中学:ただただ曲のインパクトがすごい
ももクロの妹分であるエビ中。この年に特別何かあったわけではないですが、発売された曲がとにかくすごかった。
それは、『オーマイゴースト?〜わたしが悪霊になっても〜』。初めて聴いたとき度肝を抜かれたので、とりあえず聴いてみてほしいです。とくにぁぃぁぃの声はインパクトがすごい。スタダはこういうコミックソング?が得意な印象。他にもチームしゃちほこの曲がゆるくて好きです。
~番外編~日本でのK-POP
ここでちょっと番外編。2011年は日本のアイドルシーンが盛り上がっていましたが、前年に引き続きK-POP人気が高かった年でもあります。ガールズグループのなかでは、KARAと少女時代が2強だったイメージ。
その2グループについて調べてみたら、2011年に変化があったことがわかりました。それは、その年に初めて日本オリジナル曲を発売していること。
KARAは『ジェットコースターラブ』『GO GO サマー!』『ウィンターマジック』、少女時代は『MR.TAXI』が日本オリジナル曲でした。前年で日本でも売れることがわかったので、この年からはオリジナル曲を作り、本腰を入れて活動していたのかなと思います。
特にKARAに関しては、日本での活動を積極的にやっていたイメージです。日本のアイドルみたいに親しみやすくて、5人それぞれのキャラが立っている彼女たちが大好き。せっかくなので、先ほどの日本オリジナル曲を貼っておきます。
スポンサーリンク
AKB48:確固たる地位を確立
前年から引き続き勢いのあったAKB。水着で踊る『everydayカチューシャ』だったり、総選挙でメンバーを選んだ『フライングゲット』だっとりと話題に事欠かなかった印象。あとは、ともちんが『Dear J』でソロデビューしたのもこの年。
AKBはここらへんの時期から追う存在というより、他のアイドルから追われる存在になった感じで、国民的アイドルグループとして安定した地位を築いた印象があります。
総選挙ではあっちゃんが1位になり、「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」という名言?が出たのもこの時期。
このころのあっちゃんはつらそうだった...私はそれまで楽しく見ているだけだったのですが、こういう出来事を通して選抜制度や総選挙の残酷さとかアイドル個人への負荷の大きさに、だんだん気づいていった気がします。
SKE48:W松井時代
SKEは松井珠理奈と松井玲奈のW松井がセンターの時代。私のなかでは、SKEと言えばいまだにこの2人。正反対な雰囲気だけど、二人でセンターに立つとしっくりのがすごい。
SKEの曲調は、AKBとはちょっと違うさわやかさとか儚さがあって好きです。2011年に発売された『パレオはエメラルド』もそんな感じの曲で、明るい雰囲気なのになんか泣きたくなる。その前年の『ごめんね、SUMERR』も良曲。
NMB48:デビューシングル発売
NMBはデビューシングル『絶滅黒髪少女』を発売。清楚な黒髪少女を男性目線で描写する感じが、まさに秋元康の曲という感じ。全員が黒髪という売り文句と、曲の良さもあって、すごいインパクトでした。
山本彩・渡辺美優紀・山田菜々と、タイプが全然違うけどそれぞれスター性のある3人がそろっているのもすごい。
スポンサーリンク
フェアリーズ:猛プッシュでデビュー
この年に、フェアリーズが『 More Kiss/Song for You』でデビューしました。情報番組でデビューまでのドキュメンタリーがやってて、夏休みに見ていた記憶があります。
あとは、デビュー時の推され具合がすごかったな~という記憶。でもいまいち売れず。個人的には、今も地道に活動していて好感の持てるグループです。
取り上げておきながら、フェアリーズに関しての知識はこれくらいしかないという...偶然2011年デビューだと知ったので取り上げました。
でも、改めて『More Kiss』を聴いてみたら、想像以上にいい曲でびっくり。そして、今サブスクでほかの曲も聴いてみてるのですが、全部いいじゃん...『BLING BLING MY LOVE』『恋のロイドショー』好き...現在進行形でハマりそうです。
SUPER☆GiRLS :avex発のアイドルとして活躍
スパガはエイベックスのアイドルグループ。デビューは前年ですが、2011年も精力的に活動しています。このころはCMタイアップもしていて、イトーヨーカドーといえば、スパガなイメージでした。
スパガは、あみたをセンターにしているところが好き。ぶりぶりでTHE・アイドルな子が真ん中にいるのが新鮮だったし、あみた本人のアイドル性もすごかったです。現在のスパガは全く違うメンバーですが、あみたと雰囲気がそっくりかつメンバーカラーがほぼ同じあべりちゃんがセンターなのがおもしろい。
個人的に『MAX!乙女心』が好きなこともあり、スパガ=夏のイメージです。
おわりに
2011年を振り返ってみると、モー娘。、スマイレージ、ももクロは大きな転換期を迎えた年でした。そして、AKB系列はますますその勢力を広げていくことに。それ以外のアイドルも、テレビで見ることが多くて活気がありました。今とは全然違いますね~
私はちょうどアイドルに熱中していた時期だったので、このあたりの時期は特に思い入れが深いです。いつも元気をくれるアイドルに感謝。
それでは~