ハロプロ愛が再熱しそう【最近のおすすめ曲】
最近ちょっと離れ気味だったハロプロ。
次々と起こることに頭がついていけず、私の好きなハロプロじゃなくなってきている感じもしていて、少し熱が冷めていました。
もともとつんく♂の作る曲が好きで、彼の曲を歌うハロプロが好きだったので、ここ数年の変化についていけてなかったという側面も。
でも最近、良いなと思える曲と出会って。もともと曲が好きでオタクをやっているみたいなところがあるので、やっぱり曲の魅力が私をハロプロへと連れ戻してくれました。
「最近追えてないな...」と言う方も、まずはこの3曲から聴いてみてはどうでしょうか。
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Juice=Juice『ポップミュージック』
作詞:KAN 作曲:KAN 編曲:炭竃智弘
作詞・作曲をKANが手掛けた曲。ハロプロに楽曲提供するのは久しぶりでは?歌詞の中でタピオカのことを「ちゅるちゅる ぷにゅぷにゅ」と形容する感性が好き。
KANさんバージョンはこちら↓
ここからあんまり関係ない話。
KANと言えば真野ちゃんに楽曲提供していたよなあ、と思い出してちょっとWikiを見てみた。そしたら、インディーズ時代の曲とメジャーになってからの3曲は主に作曲で関わっていたみたい。こんなにたくさんだとは知らなかった。
同じくWikiによると、真野ちゃんのプロデューサーはシャ乱Qのたいせいだったらしく、これもはじめて知った。
金澤朋子『黄色い線の内側で並んでお待ちください』
作詞:SHiLL 作曲:馬飼野康二、鎌田俊哉 編曲:宮永治郎
Juice=Juiceのリーダーかなとも。良い意味で芸能人らしくないというか、地に足ついている彼女が歌うからこそ、説得力の増す曲。
こぶしファクトリー『青春の花』
作詞:星部ショウ 作曲:星部ショウ 編曲:宮永治郎
サビのはまちゃんが良い味出してる。こぶしに関しては、研修生時代を知ってる子が多いから、「こんなに立派になっちゃって...」というよくわからない目線で見てしまう。
外野からみても本当にいろいろなことがあったグループだと思う。5年間お疲れさまでした。
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Weki Meki『Dazzle Dazzle』:グループ内のバランスが好転してる
Weki Mekiが『Dazzle Dazzle』でカムバしてからちょうど2週間。その間に何度も聴いているけど、全然飽きがこない。まだまだ聴いている。
この曲に関してはいくつか書いたけれど、また新たな視点で書きたくなってきた。それはグループ内のバランスの変化について。
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Weki Mekiのパート割が変わってきている
以前はスヨン・ユジョン・ドヨンが大きな割合を占めていた。今回も均等なパート割ではないけれど*1、極端に少ないメンバーはいない。グループ内のバランスがいい方向に変化している印象を持った。
デビュー曲から『Dazzle Dazzle』までのline distribution動画*2を見ても、グラフの不均衡が大分ましになっている。
個人的には、『tiki taka』でほとんどパートがなかったルアが、印象的なパートをもらっていたのがうれしかった。
今回はエリーがセンター
そんな『Dazzle Dazzle』のサビを歌うのは、スヨンとエリー。
スヨンはメインボーカルなのでサビを歌うのは必然。ということは、この曲のセンターポジションはエリーなのかなという印象を持った。
これまでの曲では、彼女がセンターで歌っているイメージはなかった。だけど、派手髪にチェンジして見事にその役を務めている。彼女のかわいらしくも少し毒っ気のある声が、曲のイメージにぴったり。大成功だと思う。
今までのセンターは、I.O.I出身で人気のあるユジョンやドヨンが務めることが多かった。しかし、あくまで個人的なイメージとしては、Weki Mekiは彼女たちがセンターであることにこだわらなくていい気がしている。
ドヨンはキリングパートを担当するビジュアルメンとしての役割だったり、ユジョンはメインラッパーとしてグループの歌の部分を支える役割だったり。どちらもセンターにいなくても輝けるタイプ。
いつまでも「I.O.Iメンバーがいるグループ」のままではいられないだろうし、彼女たち以外にもポテンシャルの高いメンバーばかりだし。Weki Mekiは今までの形以外にも、いろいろな可能性を秘めていると思う。そういう意味でも、今回エリ―がセンターの新たな形が見られてよかった。
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Weki Mekiはだれがセンターでも成立する
そう思うのは、ユジョンとドヨン以外のメンバーもグループのコンセプトを体現する力があると思うから。誰がセンターでもWeki Mekiらしくおしゃれな雰囲気になる気がしてる。
メンバーごとに似合う曲調とかも変わってくると思うから、いろんなセンターでいろんなWeki Mekiが見てみたい。
もちろんドヨン・ユジョン・スヨンメインの今まで通りのWeki Mekiも良いし、リナがセンターのアンニュイな感じも見てみたいし、ルアがセンターでやんちゃに振り切った感じもまだみんな若いから似合いそう。そして、マンネのルーシーもどんどんきれいになっていてこれから期待大だし、セイの特徴的な声を生かしたかわいくてポップな曲も聴いてみたい。期待が膨らむ。
Weki Mekiはそんなわくわく感をくれるグループだと思う。
2月のK-POP
2月はカムバが多かった!
新曲を心待ちにしてたグループもたくさんいて、楽しい月だった。そのなかでも印象に残っているK-POPの話。
- EVERGLOW『DUN DUN』
- BVNDIT『Cool』
- Rocket Punch『BOUNCY』
- Rocket Punch『Fireworks』
- Cherry Bullet『Hands Up』
- KARD『RED MOON』
- IZ*ONE『FIESTA』
- Weki Meki『DAZZLE DAZZLE』
- 3月の楽しみなカムバ
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EVERGLOW『DUN DUN』
前回のカムバ『Adios』で、オンダとアシャが気になるように。そして、今回の『DUN DUN』ではオンダの存在感に目を奪われる。
BVNDIT『Cool』
この曲はぜひMVを見てほしい。
K-POPのMVは、「高クオリティで洗練された手の届かない芸術品」だと思っていたけど、『Cool』は違う。
もっと気楽で自由で身近なMVもCoolだと気づかせてくれた作品。
Rocket Punch『BOUNCY』
曲自体も好きだけど、触れておきたいのはこのTeaser。
サビ部分が使われているが、一部の歌詞は除いてある。例えば「I wanna hit the world with Rocket Punch」の部分はTeaserでは使われていない。
これによって、MVを初めて見たときに「思った以上に弾けてるじゃん!」と驚きが生まれるのがよかった。
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Rocket Punch『Fireworks』
Rocket Punchからもう一曲。
アルバム収録曲のなかで一番好きなのが『Fireworks』。『BOUNCY』のやんちゃな感じとは180度イメージが違う大人っぽい曲。前回のアルバムだと、『Love is over』と雰囲気が似ている気がする。
Rocket Punchは、意外とこういうコンセプトが似合うと思う。
センターにいるスユンとユンギョンが陽キャな感じだから、タイトル曲は明るい雰囲気なのかもしれない。だけど、ほかのメンバーはかっこいいイメージのほうがしっくりくる。
ヨンヒはビジュアルも声もクールな感じだからぴったり。ソヒちゃんは明るい笑顔の裏になんか抱えてそうだし、ダヒョンはマンネだけど一番大人っぽいビジュアルだし。ジュリちゃんはかわいいイメージだけど、実はこっちのほうが似合いそう。
でも、こういうコンセプトのグループっていっぱいいるから、タイトル曲にならないのはわかる。
Cherry Bullet『Hands Up』
Cherry Bulletは心機一転、ガールクラッシュな曲調でカムバ。正直Teaserで感じたワクワク感がピークだった気もするけど、それでも好きな曲。
それと、この曲でボラちゃんが気になった。曲調が変わっても、彼女のかわいらしい声のおかげで、チェリバレらしさが保たれてる気がする。単純にビジュアルも好きだし、立ち回り方になんとなくアイドルサイボーグっぽさを感じるところも良い。
KARD『RED MOON』
かなり楽しみにしていた曲。
最近の『Bomb Bomb』や『Dumb Litty』 のような激しい曲はそこまで好みではなかったけど、『RED MOON』はもう少し聴きやすい感じ。
そして、安定のジウのかっこよさ。ビジュアル最高。
音楽番組でアルバム収録曲の『Go Baby』を披露したり、アイドルがよくやるGAP CRUSHに出てたりと、活動が多くてうれしい。
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IZ*ONE『FIESTA』
ついにIZ*ONEが戻ってきた。
趣向を凝らしたMVと曲に、美しいメンバーたち。華々しいカムバだけど、あまりに完璧すぎて何か不穏な空気を感じてしまうのは私だけだろうか。
そんなこと言ってるけれど、彼女たちが活動再開できてとてもうれしい。
Weki Meki『DAZZLE DAZZLE』
すごく楽しみにしていたカムバ。
私は彼女たちのおしゃれなところや特徴的な声がとても好きで(こう書いてみるとすごく陳腐だけれど)、自分の感性に合うグループ。これからもいろんな姿を見たい。
3月の楽しみなカムバ
- 3/9 ITZY
Weki Mekiのリレーダンスはサービス精神にあふれてる
リレーダンスとは、こういうやつ↓
メンバーのわちゃわちゃした姿だったり、違うパートを踊ってる姿が見れたりするので、楽しみにしている企画。
このリレーダンスは、結構グループごとの個性が出ると思ってる。一人一人が踊る時間の長さとか、ゆるい感じなのか真面目にやっているのかとか。なんとなくそのグループの雰囲気や関係性が感じ取れるのもおもしろいところ。
例に挙げたApinkは、終始ニコニコとリラックスしていて、ベテランの余裕もありつつかわいらしい雰囲気。
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そして、タイトルにあるWeki Meki。彼女たちの場合は、楽しそうなのはもちろんのこと、すごく工夫してるのが伝わってくる。
複数人で踊ったり、千手観音みたいな手の振りをやったり。ほかのグループもやっているけど、特にWeki Mekiはフォーメーションの入れ替えが激しいし、やる気もすごい。実際にみると、それが伝わると思う。
また、自分のパートを歌おうとする熱意もすごくて、列の順番を入れ替えたりもしている。
とにかくしっかり準備してることが伝わってくる彼女たちのリレーダンス。きっとWeki Mekiは、見ている人を楽しませようというサービス精神にあふれたグループなんだろうなと感じる。
こういうところも彼女たちを応援したくなる理由かもしれない。
そんな彼女たちは『DAZZLE DAZZLE』でカムバしたばかり。MVもとってもかわいいのでぜひ。
Weki Meki『DAZZLE DAZZLE』を見ていたら、彼女たちの魅力を語りたくなってしまった。
タイトルの通り。Weki Mekiの魅力を語りたい。
2月はカムバ激戦月。そのなかで、一番と言っていいくらい楽しみにしていたのが、Weki Meki『DAZZLE DAZZLE』。
これまで通りやんちゃな雰囲気も残しつつ、よりおしゃれで洗練されたコンセプトになっている。
個人的には曲もビジュアルも好きで、リリースされてから何度となく聴いている。そのうちに、私が思うWeki Mekiの魅力まで語りたくなってきてしまった。
語りたいのは主に2つ。彼女たちの雰囲気と声について。そして、少しだけ『DAZZLE DAZZLE』の感想も。
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おしゃれさがアイデンティティ
Weki Mekiを語るうえで外せないのが、”おしゃれ”というワード。もはやグループのアイデンティティが”おしゃれであること”に集約できる気もする(ここからしつこいくらい”おしゃれ”を連呼します)。
まず、ドヨンを筆頭にメンバーがもれなくおしゃれ。ド派手なファッションでも抜け感メイクでも何でも似合ってしまう。
私は彼女たちに対して、「スクールカースト上位のおしゃれ女子グループ」というイメージをもっていて。ダサいクラTもおしゃれに着こなしてしまうような、何をしても決まる女の子たちといった印象。
そんな彼女たちの雰囲気によって、1人1人で見るとかわいい・きれい・やんちゃなど違うタイプなのに8人そろったときのバランスが良く、1つのグループとしてまとまりがあるのも魅力。
そして、Weki Mekiはかなり衣装がかわいい。ブランド品を使っているわけではないけれど、彼女たちだからこそ着こなせるような派手でおしゃれなものが多め。
特に『Picky Picky』の衣装はずば抜けてるので見てみてほしい。
ちょっとチープに感じるところもあるけれど、彼女たちからにじみ出るおしゃれ感によって、あえてのチープ感に。
私はそんな彼女たちにすっかり魅了されてしまい...このブログでも何度もWeki Mekiのおしゃれさについて語っている。
声も最高
そして、もうひとつの魅力は声。というのも、Weki Mekiは特徴的な声のメンバーが多い。
この際だからメンバー全員の声について言及してみる。
ユジョンとルアのラッパー2人は、やんちゃな声。ドヨンは見た目に似合わず幼い声で、セイは「無邪気でわがままな女の子!」といった感じの不思議な声をしている。
そして、メインボーカルのスヨンの少しハスキーな声も、エリーやルーシーのかわいいけど毒っ気のある声も好き。リナの細くて澄んだ声は、このメンバーの中だとよく目立つ。
私は、声に特徴があるメンバーがいたり、バリエーションが多いグループを好きになる傾向があって。まさにWeki Mekiはこれに当てはまるグループで、聴いていてすごく楽しい。
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『DAZZLE DAZZLE』の好きなところ
やっと『DAZZLE DAZZLE』の話。
コンセプトフォトが公開された時点で、『DAZZLE DAZZLE』への期待感がすごかった。おしゃれで洗練された雰囲気。
ドヨンはもはやアイドルというよりモデルだし、リナの謎の正座ポーズをおしゃれに変えてしまう力もすごい。
メイキングフィルムを見ると、エリ―の写真で使われている小道具は、撮影中に割れてしまったものをそのまま使ったらしい。アイディアの勝利。
そしてMV。このキラキラな背景のセットが、安上がりな感じだけどかわいくて好き。チープさも魅力に変えてしまう彼女たちのポテンシャルよ。
あと、勝手にMVP。
前回のMVPはドヨンだったが、今回はリナ。ますます洗練されたビジュアルと、白鳥のような衣装がぴったりだった。
メイキングフィルムにあった、白い帽子をかぶったビジュアルも見てみたかった...!
『DAZZLE DAZZLE』、まだの方はぜひ聴いてみてください~~~
『ボトルネック』のエンディング曲は、モー娘。『夕暮れは雨上がり』にしてほしいという妄想
タイトルそのままの妄想。もし『ボトルネック』が映画化したら、という話です。
米澤穂信『ボトルネック』
今まで読んだなかで最も印象深い作品が、米澤穂信の『ボトルネック』。2006年に刊行された小説です。
★あらすじ
恋人を弔いに東尋坊を訪れた主人公は、彼女の亡霊に引き込まれるようにして、パラレルワールドに迷い込んでしまう。そこでは、自分の世界では生まれる前に亡くなった姉が生きていて、弟である自分は生まれていない世界。本来出会うはずのない彼らは、お互いの世界がどのように違うのか間違い探しをすることに。そうすると、姉のいる世界のほうが、なにもかもいい方向に変化していることを知ってしまう。
間違い探しをすればするほど、自分が必要のない人間だと悟っていく主人公...
救いようがないけど、とても好きな作品。初めて読んだのが中学生のときで、その当時の鬱々とした気持ちに合っていたからかも。
で、ここからが本題。
もし『ボトルネック』が映画化したら、エンディングでモーニング娘。の『夕暮れは雨上がり』を流してほしい。
モーニング娘。『夕暮れは雨上がり』
『ボトルネック』を初めて読んでから数年後、モー娘。の『夕暮れは雨上がり』がリリースされました。
美しいメロディーと、つらくても前を向いて進んでいく歌詞の組み合わせが、なんとも切ない気持ちになる曲。
人によって解釈が分かれると思いますが、私は『ボトルネック』のラストは救いようのないバッドエンドだと思っていて。
小説のバットエンドと、つらくても前を向く歌詞の組み合わせは、最高の皮肉。主人公がパラレルワールドで経験する皮肉な出来事と重なるので、エンディングにピッタリだと思いました。
また、美しいメロディーによって主人公のこれまでのつらさが浄化されるような気もして。ラストシーンでこれが流れたら私は映画館で引くほど泣くと思う...
『ボトルネック』とリンクする歌詞
『夕暮れは雨上がり』のなかから、『ボトルネック』にリンクする歌詞を引用します。
だれにも見せたくない こんな涙顔は
作詞:つんく♂
サキ(生まれなかった姉)と別れるとき主人公の気持ちはこんな感じかな、と。
夕暮れは雨上がり 私の胸に希望の光 照らしてくれました
思い出すわ楽しい日々 懐かしい日々 もう戻らないね
主人公にとって、恋人のノゾミは一筋の光だったと思う。だけど、自分の世界ではもう帰らぬ人になっているというやるせなさ。
頑張っていることは 私もそうね あの子もそうよ
主人公も頑張っていたし、サキも頑張っていた。でも、結果は全く違うものになってしまった。何とも皮肉な結末。
おわりに
『夕暮れは雨上がり』発売時から約5年くらい温めていた妄想を、文章にしてみました。
久しぶりに『ボトルネック』を読み返そうかな。
映画『his』を見て考えたこと
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この作品を見た感想は、なかなかまとまらない。だけど、1つだけ書いておきたいのは「好き」という感情について。
作品では同性のカップルが小さな町で暮らす様子が描かれている。彼らは町の人に受け入れられないだろうとの思いから、自分たちがゲイだということを隠している。
そんな主人公たちや、彼らを見守る町民の気持ちに触れるうちに、私は「好き」という感情について自然と考えた。
そして思ったのは、「好き」という感情はどんな場合でも「尊ぶ」べきものだということ(「べき」という言い回しはあまり使いたくないけど、ほかに思いつかなかった)。
何が好きだって、誰が好きだって、どんな「好き」も同じように大切にしていきたい。それは、周りの人に対してもそうだし、自分のなかにある感情も大切に大切にしていきたいと、改めて感じた。
作品からは少し脱線するけれど、「尊ぶ」という言葉は「価値あるものとして重んじる」という意味。アイドルオタクである私にとっては「尊い」という使い方になじみがある。よくアイドルのビジュアルや存在そのものに対して使われているからだ。
どのアイドルのどの瞬間を「尊い」と思うかは人それぞれなように、もっと範囲を広げたときに何に価値を感じるかも人それぞれで周りがとやかく言うことではないよなあ。
作品を見終わったあと、自分に当てはめてみてこんな風に考えた。
そうはいっても、私はついつい自分の価値観に支配されてしまうときがある。その価値観が絶対だ、みたいな。だからもっと柔らかくありたいし、周りを肯定できる人でありたい。
以下、「好き」を尊ぶことを感じたセリフ
パパはしゅんくんが好き
しゅんくんはパパが好き
これって変なことなの?
変じゃないよね?
大抵のことはほっとけば解決する
誰が誰を好きでもその人の勝手だろ
好きに生きればいい
また、自分の「好き」を信じて、周囲の人を信じて、飛び込む勇気。これは結構大変なことだ。作中の主人公のように勇気を出せるか、そして町の人々のように受け止められるか、そう考えるとなかなか難しい。
でも、そんなときはこのセリフを思い出したい。
人と出会って影響を受けることは人生の醍醐味だ
最後に「飛び込む勇気」つながりでこの曲を。
IZ*ONE『FIESTA』:彼女たちはそんなに急いでどこまで行くのか
※『FIESTA』MVの第一印象をほぼそのまま文章化したので、ところどころ表現が雑かもしれません...
とんでもないものを見てしまった感覚。
私には、彼女たちが生き急いでいるようにしか見えない。
そう思わせるアップテンポな曲調と、展開の早いMV。
いつ撮ったかはわからないけれど、なかなかカムバックできなかった彼女たちの焦りや悲しみが伝わってくるよう。その負のパワーが、作品において祭りという形で発散されている。
そう感じるのは、大きな騒動があったのを知っているからだろうか。
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もともとIZ*ONEは明確に終わりがあるグループ。だからか、他のアイドルがたどっていく道をひときわ駆け足で登っている印象がある。
それは、デビュー曲が『La Vie en Rose』なのがなによりの証明。一転、『Violeta』では、前作よりも年齢やキャリアに合っている感じがしたが。
そして、『FIESTA』。今回の曲は何段飛ばしなんだろう...完成度の高い曲とMVを見ると、5段くらいは軽く飛ばしていってる気がする。
でも、そんな彼女たちには終わりがある。IZ*ONEの活動期限は、2021年4月までだから、あと1年ちょっと。残りの時間でどこまでスターダムを駆け上がっていくのだろうか。
私は今まで、IZ*OENというグループ自体にはそこまで興味を持っていなかったが、今回の曲で彼女たちの今後にグッと興味が出た。
IZ*ONEとしての最後はハッピーエンドな気もするし、もちろんそうあってほしい。でも、不吉な予感もする。きっと、こんな完璧すぎる作品を見たあとだからだと思うけど。
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と、ここまでつらつら書いてきたが、ただただメンバーや曲を愛でたい気持ちもある。
曲で好きなのは、サビの最初。ウンビとチェウォンがそれぞれ歌っている部分。一気に突き抜ける感じに、彼女たちのパワーの発散を感じて胸が熱くなる。
また彼女たちの話だが、ウンビの女神感とチェウォンのショートカットも最高。私はやっぱりこの2人が好きみたい。
最後に一番好きなコンセプトフォトを置いておく。この衣装がMVに出てきてうれしかった。
推しに会いたいけど会いたくない
推しに会いたいけど会いたくない
アイドルに会いに行くとき、この2つがせめぎ合うことがあって。
こうなるのは、ライブではなく、接触系イベントのとき。つまり、一方的に眺めるのではなく、推しと私の間でやり取りが生まれるときに、行こうか悩んでしまう。
この間のNATUREのイベントでも、行くのやめようかなとか、いざハイタッチするときになってやっぱり帰ろうかなって思ったり(結局行ったし、ハイタッチもしたけど)。
なぜそう思ってしまうのか。それは、推しとの思い出をきれいなままで残しておきたいから、かもしれない。
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ライブは推しから自分への一方向。ファンサだったりで交流はあるけど、基本的に「会う」というより「眺める」感覚。
ということは、自分の記憶には推しの姿しか存在していないわけで。
それに対して接触系のイベントでは、推しと自分の間でやり取りが生まれる。それによって、推しと自分の両方が登場する記憶になってしまう。
それが楽しい思い出だったらいいけど、「失敗したな」「もっとうまく話せたかも」と思うときもあるし。
そうすると、推しのことを思い出すたびに、その嫌な記憶まで蘇ってしまう。私はこれを恐れて、アイドルに会いなくないと思っているのかも。
我ながらすごい繊細な人間だなあとあきれますが、思ってしまうものはしょうがない。回数を重ねたら変わるのかな~
でも、こんなに敏感になってしまうのには理由がある。私にとってアイドルはただの娯楽じゃなくて、すごく大切なもの。自分が安らげる場所みたいな感覚があるから。
だからこそ、きれいな思い出にしておきたい気持ちが強いのかもしれない。
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だから、アイドルに会わないようにしよう…というオチではなくて。むしろこれからは推しに会いに行きたいと思っています。
そう考えたのは、NATUREのイベントに行く途中で読んだ『結局、人は顔がすべて』という本の影響。
この本のなかにある、
「生き方の変化が確実に見た目に現れていることは確かだ」
という言葉。
つまり、自分がどう生きているかは顔に現れている、という意味。読み進めていくと、納得するようなことも多かったです。
そして、イベントからの帰り道にふと思ったのが、「挑戦してこなかった顔」よりは「挑戦してきた顔」になりたいな、ということ。
今回の場合でいえば、「推しに会ってこなかった顔」よりも「勇気を出して推しと会ってきた顔」になりたい(それってどんな顔?って感じですが)。
それに、実際に見て触れ合わなきゃ感じられないことってあるし。そういうものを、今より少しだけ大切にしていきたい。
そんなことを感じた日。
NATUREリリイベ@タワレコ 覚え書き
こんにちは~
昨日、’’NATURE「I’m So Pretty -Japanese ver.-」発売記念フリーライブ@タワーレコード渋谷店’’に行ってきました。
タワーレコード渋谷店に来てくださった皆さまどうもありがとうございました🥰
— NATURE(네이처/ネイチャー) Japan Official (@nature_japan83) February 13, 2020
パネル展は2/17まで📸
メンバーがサインをしたので見に行ってみてくださいね🤩✨
次のイベントは土曜日ヴィーナスフォートです❣️
会場でお会いしましょう〜🎶#NATURE #ねいちゃ #네이처 #ImSoPretty pic.twitter.com/hQzYE9zcDJ
先月頃からNATUREにハマり、ちょうどいいタイミングでリリイベがあったので行ってみることに。
彼女たちを生で見るのは初めて。というより、K-POPのイベントに行ったのが初でした。
以下、メンバーごとのざっくりした感想。ルーちゃんの分量多め。
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ロア
身長も高いけど、それにしても足長すぎ。全体に占める割合がすごい。
あと、ロアちゃんに限らず、NATUREはみんな身長が高い。生で見ると結構迫力がありました。
サンシャイン
トークは思ったより控えめだった。明るいけど空気を読む子な感じ。
ソヒ
THE・女の子
華奢だし、声もかわいいし、言うこともかわいい。特に、しゃべり声が細くてかわいかった。
セボム
顔はクールだけどしゃべると愛嬌がある。
「NATUREの猫ちゃん」ってポーズ付きでやったり、「息うるさいの誰!?」って何度も言ってたり、なんか言おうとしてアアアアってなったりとか。
すごく正義感が強くてはっきりした性格っぽい。
チェビン
自己紹介の「NATUREのひよこ」からまずかわいい。
「もちろん」を「モチロール」と聞き間違えた?エピソードだったり、ひよこちゃんと紹介されてピヨピヨ言ってみたり。
細い声と相まって、守ってあげたいかわいさ。
トークはあんまり積極的じゃないけど、スイッチが入るとたくさんしゃべるマイペースな感じ。メンバーからかわいがられてるなあという雰囲気がバシバシ出ていました。
ハル
日本人メンバーのハルちゃんは、MCと通訳を担当しているので大変そう。メンバーの韓国語をほぼ同時に通訳してました。たまに聞き逃して、メンバーからブーイングが出たりも。
というか日本人メンバーがいると、通訳は入らないもの?通常はどうなのかわからないけど、結構負担が大きそうだな~
ノリが関西人(でも出身は宮城)。
ルー
推し。基本的にずっとルーちゃんを見てました。
日本語の能力がすごい。韓国人メンバーの中で一番話してる。
ハルちゃんの日本語をほぼ全部理解しているようで、彼女に代わってメンバーに韓国語で通訳する場面も。
びっくりしたのは、「しあさって」という単語を知ってたこと。日本人の私もたまにこんがらがるのに、正確に使ってました。
ルーちゃんは曲のときの表情がすごくかわいい。自分が歌ってないときも含めて、隅々まで意識が行き届いてる感じ。
あと、ファンサもすごかった。手もたくさん振ってくれるし、はけるときも一番最後までいました。
ユチェ
スタイルすごい。
顔小さいし、全体的なバランスがすごいよくて、ステージで映える。まさにビジュアル!って感じ。
なにかきっかけがあれば、美しいビジュアルがバズりそうだな~と思って期待してます。
一人反省会
K-POPのイベントは初めて。メンバーとハイタッチするときすごく緊張しました。
感想を書いた順で並んでたんですけど、ルーちゃんの前に来たときには緊張で表情筋がガチガチに。
一応言いたいことは言ったけど、伝わったかどうか...ルーちゃんの顔に?が出てた気がする。その次のユチェはこの人大丈夫?みたいな顔してた。
普段からもっと表情筋を動かそう...
そしてどのアイドルのイベントでもそうだけど、パフォーマンス見てるだけで泣けてくる。歌とダンスの力、そしてみんなの思いが伝わってくるとグッときてしまう。
ハイタッチがちょっと心残りだけど、行ってよかったです!